週末。夫婦ドンパチしました。
原因は「阿信のお金の管理がなっていない!」と。
はーっ!!??
私のどこが管理がなってないのよ!
以前もこんな話があったなぁー・・・
目次
以前もお金の管理でめちゃめちゃ揉めた
話は広州在住時代にさかのぼります。
画像元:百度百科「広州タワー」 広州と言えば広州タワー。当時住んでたマンションの窓から広州タワー見えてました。夜のライトアップがきれいでした。右下の卵型の橋は猎德大橋だな。この地名で猎lièという字を知ったよ・・・なついー
阿信「生活費がなくなったから給与口座の銀行カード貸して。」
阿財「前に渡した銀行カードはどうしましたか?」
5か月前くらいに5万元入っていた銀行カードを渡されていました。
阿信「もうあのカードのお金、5か月経ってすっからかんだよ。
阿財「えっ!?何にそんなお金を使ったんですか??」
阿信「えー、ほら、六斤の幼稚園の入園代も払ったし・・・」
阿財「5万元もの大金、なんでそんなにすぐになくなるんですか!?」
阿信「生活していく上ではそれくらいかかるって!」
阿財「かかるわけがない。買い物を市場でしたりしたらそんなにかかるはずがない。」
かかるってば!!
当時、私肉野菜の買い物は市場へ行って買っていましたよ。でも広州と言えども、肉や魚とか買ったら一回の買い物で100元近くなってしまうことも多いんです。
その事を説明しても私に不信感バリバリの阿財、全然納得しない。
阿財「あなたに銀行カードは渡しません。私からお金を渡します。なくなったら私に言ってください。」
阿信「今お金ない」
阿財「では500元」
500元だと~~!!と内心思うものの、ググッとこらえました。
阿財「では会社へ行ってきます。」
数字だ、数字で説明しないと。
こりゃ、ちゃんと数字で示さないとダメだ。数字で・・・・。
3日後。
阿信「お金ない」
阿財「3日前に渡したじゃないですか!どうなっているんですか??」
阿信「ハイ。ではこれを」
と、メモ帳を渡しました。
そこには日々の買い物の記録をつけ、どのように3日間で500元が遣われていったのかをつぶさに書いておきました。
それを見た阿財。ようやく納得。
私が無実であることが証明されました。
中国の高度経済成長期のただなかに中国にいなかった男
阿財、90年代から日本へ留学して14年間日本に暮らしました。
そうです、中国の急激な経済発展の真っ只中の時期に中国にいなかったため、中国都市部の物価上昇の状況を知らなかったのです。
市場で買い物すれば数十元あれば肉も魚もたくさん買えると思ってました。
それいつの配給時代の話よという感じですが。
阿信「ねぇ・・・・ここで生きるためにはお金が必要なのよ。私もなるべく切りつめられるとこは切りつめてがんばるからさ。」
こうして阿信は阿財の給与口座の銀行カードをゲットしました。
それから安泰でした。毎月給料日にお金入るし。
そう、この日までは・・・

退職したらなくなる各種手当。どんどんなくなる人民元!
日系企業を退職し、駐在員でなくなった阿財。
駐在員って各種手当が厚い。
上海市内にある駐在員向け高級マンションの家賃、子どもの学費、医療費、帰国時のエアチケット支給・・・
退職とともにみーんななくなります。
特に退職の1か月前にあった六斤の学費支払い。
この時の学費を会社に請求してほしい、もちろん1学期分なんて言いませんよ。阿財在職期間中分くらいは補助してくれないかなーとか思ったんです。
そしたら退職に伴いバッタバタだった阿財
「めんどくさい。やりたくないです。そんなみみっちいこと。」
いっそのこと私が日本の総務に領収書のスキャンデータを送ってやろうかとも思う位でしたが我慢しました。
そして重なるアイへの出費。
やばい。人民元なくなっていくよー。
家賃支払いで飛んでいく人民元
退職したらしたで、阿財元の会社は家賃補助を退職日かっきりまでに設定してその月の残金は私たちから出させることに。これにて我が家は辞めた月の家賃を1万元くらい自腹で支払うことになりました。
そしてアイやら、家庭教師やら、六斤のピアノレッスンなど
お金がパタパタと飛んでいく~
なんとかアイに関わるお金は節制しないとという意識を強く持てました。最後クビにできてよかった・・・。あの時は励ましありがとうございました!

我が家の人民元の危機必殺の一撃・賃貸契約の保証金
極めつけは阿財の元会社が会社契約で支払っていた我が家の保証金を阿財の給与から相殺したこと。
これにより我が家の人民元がこれまでにないレベルに落ち込みました。
半年に一回来る六斤の学費支払いのためにちゃんと貯めておかないといけないし。おかげさまで日本円はガッツリ貯まりましたが。笑
退職月に1万元支払ったと思ったら、その翌月にはさっそく家賃満額自腹支払いです。
はい。我が家の人民元危険水域突入。
はー。めっちゃ嫌な予感するけれど、阿財の別の銀行カード欲しいと伝えなきゃ・・・。
という経緯だったんです!
「お金の管理」でまたもや揉めた。
阿信「ねぇ。もう我が家の人民元の貯えの底が見えてきたので別の銀行カードが欲しい」
阿財「はぁ!?なんでなくなるんですか??今いくらですか?」
阿信「〇〇元」
阿財「あなた前もこんな事ありましたよね!本当にお金の管理がなっていないですよ!」
きたきたー言われると思ってたよ。
阿信「とは言っても私は別にブランド物とか買ってないしー。」
阿財「あなたは安物を大量に買うんです。だから我が家にお金がなくなるんですよ!ブランド物を買ってお金が無くなる方がまだいい!」
はぁ!?じゃあ今からヴィトンのバッグ買いに行くぞ!!いいな、いいな!?
阿財「大体我が家は無駄が多いんです。まず六斤の習い事!ピアノやらテコンドーやら」
阿信「六斤がどれもやりたいって言っているじゃないの」
阿財「判断が幼い子供に聞くのが間違っている!」
阿財「犬の物もたくさん飼って・・・使っていないケージもあるじゃないですか!」
阿信「子犬の時はケージやらトイレが必要だったりするのよ。成長したら使わなくなったんじゃないの。」
阿財「大体我が家にはいつもいつもネットショップの配達員が来ていて・・・買い物が過ぎる!」
阿信「ベビーカー押してスーパーへ行くのも面倒だからネットスーパーで買っているのよ。一回の買い物価格はそんなに高くないよ。むしろスーパーよりも安かったりするし。」
阿財「こないだの双11の時に布団乾燥機買ってましたよね?衝動買いが多いんじゃないですか?」
阿信「あれはあなたも気持ちいいね~って使ってるじゃないの。六斤も喜んでいるし、毎日使っているよ。冷え性の私はあれを買って一切後悔していない。」
阿財「アイを雇っていてぜいたくです。」
阿信「アイがいなかったらとても六斤の宿題を見れないよ!それに前のアイは高いから新しい人にしたでしょ。前アイよりも1000元くらい給料下がったのよ。食材買うお金もこのところずいぶん減ったし。朝来なくなったから今は豆豆連れて朝六斤の送りしなきゃいけなくなって不便だけれど、私はそれでいいと思ってる。」
阿財「前の会社のダレソレはひと月数元で生活している」
阿財「その人単身赴任でしょーが。物価が高いここ上海での家族4人生活はそれなりにかかるの!私の友人も私の生活費は結構やりくり大変だって言っているよ。」
阿財「とにかくお金の管理があなたは全くダメです!」
何言ってんの!!
阿信「私の管理が悪いって??少ない人民元のやりくりで私なりにがんばってやっているのに!子どもは大きくなるから去年の服が着れなくなったりして買い替えするでしょ?でも私自身は全然お金かけてないよ!今着てる服だって六斤が産まれる前から来てる服だよ!あなたも知ってるでしょ?」
そうです。私は買い替えが必要な子供に服を買うものの、自分の服は後回し。こっちの服、なんかサイズが合わなくて結局買うのはもっぱらユニクロかgu調達。でもユニクロもそうたくさん買えないな~と私自身は思ってるんです。他はタオバオでちょこちょこ買う位。
阿財は日本出張へ行くと決まってスーツやワイシャツを買います。阿財の仕事の関係上、身なりはきちんとしないとということで、最近はスーツ量販店でなく百貨店での購入が定番。こないだなんてスーツ2着仕立てたし、7万円するコートも買って~。私はせいぜい7000円だぞ。てか私、コートなんてここ数年買ってないし。
確かにこないだ布団乾燥機とホットカーペット買ったけれど、自分だけで使うものじゃないじゃん。鍋とかも買っているけれど壊れたから買っているだけであって。
第一、もともと入ってくる人民元が少ないからこんなになるんじゃないのよーーー。
阿信「でも日本円ではたくさん貯金できているじゃない。なんで悪いところばかり見るのよ。
もう理解してくれないならそれでいい!]
阿信ブチ切れ。
その夜
家族のみんなの夕飯が済んだ後で私の夕飯スタート。
お供はコレ。
リビングで楽しそうに遊ぶ3人をしり目にあおってました。
そのうち、豆豆が寝ぐずり、阿財が豆豆寝かしつけてくれました。
私は相変わらず
結局ボトル一本一人であけちまったわい。
いい感じにヘロヘロになったところで六斤とギャーギャーふざけてシャワー浴びてさっぱりして寝ました。
翌朝。話をすることもなく阿財出勤。私は心が空よりも広いので朝食くらいは作りましたよ。
昼間はもうモヤモヤでいっぱいになり、友人にぐちぐちしてました。
「私だってさー、日本にいた時は働いてたのに・・・。『銀行カードちょうだい』って夫にペコペコすんの耐えられないわ」とか言っちゃって。
しまいには、「もう日本へ帰る。働く!」とか思ってましたわ。上海で働かないのはもう阿財の顔見たくないから 笑
夜になったら阿財も変わった
夜になり阿財帰宅。モヤモヤしたってどうしたってお金ない。
阿信「ねー、銀行カードだけれど」
阿財「はいはい。どうぞ」
と、スッと出してくるではありませんか。ようやく私の無実が分かったか。
阿信「ATM行くのめんどくさいから私の口座にモバイルバンキングで振り込んで」
と言うと、阿財これまでモバイルバンキングなぞ触ったことがなかったのですが、銀行で開通の手続きまではしていた模様で、ゴソゴソと銀行の資料を出してモバイルバンキングの設定。
そしたらですよ・・・
その口座に阿財の予想を超える人民元があったことが判明。
阿財とたんにひゃっほー♪気分。
ったく、なんなのよ・・・
ソッコーで私の口座に口座のお金半額振り込んできました。
モバイルバンキングの設定をちゃんとしておけばあの週末のケンカもなかったんじゃないのかな・・・。
なんか一気につかれたー。
でもこれを機により一層お金の管理ちゃんとしようと思いましたね。
結婚する前、そう、若いころは「お金なんてなくてもね・・・」と思っていましたが、結婚して子供もできれば
お金があれば人生の問題は8割方解決できる
が持論になった私です。
こんな記事もどうぞ!
姉妹ブログ「中国生活便利帳」での中国での銀行口座開設の話はこちら。モバイルバンキングの話は今後深堀り予定です。

最近寒いですね~。この記事の温風ヒーター大活躍です。

この時に2万元払ったのよねぇ。少しでも清算してくれたらよかったのに・・・。

お金って本当に大切ですよねΣ(×_×;)!心の余裕ももてますし。何よりも子供への習いごとは未来への投資のようなものですし。お子さんの意見を聞いて習いごとさせるのは普通ですよ!中国は親の理想が習いごとに反映するんですかね?これから家計のためにも色々資格を取って頑張りたいです!阿信さん、風邪ひかないようにご自愛ください!