大事な事に気づいた週末

先々週のこと

六斤の口を見たら・・・よ~く見たら

んんん??

なんか歯と歯の間に黒か茶色っぽいのが見える!

何かの食べカスと思い、楊枝でゴソゴソを試みるも隙間が小さいのか黒いのは取れない。

まさか虫歯??六斤この方虫歯できたことない。

六斤に聞くとパニック「痛くない。虫歯じゃない。鉛筆をかじった。」とか言いますが、鉛筆でこんなになるわけがないでしょー。笑

阿財の会社の海外旅行保険じゃ歯科診療はカバーしていないけれど

でもあれが本当に虫歯だったら・・・虫歯は歯科に行かないと治らない。日本行きを待っているうち進行したら・・・春節帰省の時に痛くなったら・・・それこそ恐ろしい

私、小さい頃虫歯がすごい多くてですね。友達の家に遊びに行って痛くて大泣きして正露丸詰めてもらったり、前歯に黒い虫歯進行止めの薬を塗っていた幼児期でしたし、歯科に何度も何度も何度も通った思い出とかわんさかあって、もう虫歯は絶対我が子にはなってほしくない、と歯磨きはホント神経質なくらいやっていました。でも、豆豆が春に生まれて六斤も自分で歯磨きできるし、と最近は仕上げ磨きをしていませんでした。ああ・・。

と思ったらいてもたってもいられなくなりウェルビー(医療サービス会社)に電話。

上海在住日本人にお馴染み、古北・万科広場にある「三島歯科」を紹介してもらい行ってきました。

豆豆は既に3回食になっており、昼間は母乳不要。ストローマグで水も飲めるので阿財と豆豆で留守番してもらい、私と六斤二人で病院へ。

いい?歯科は保険が効かないからタクシー代出ないのよ。地下鉄かタクシーで行かないとといけない。どっちがいい?

六斤「ママ地下鉄に挟まれるからバス。」

まだ2年前のあの事で地下鉄トラウマの六斤・・・浦東・昆虫博物館〜もはや小動物館(過去ブログ)

そして六斤とバスを待ったのですが、来ない。

バスの運行アプリで見たらあと5分くらいで2停留所前の始発バス停から発車のはずが、その発車予定時刻を過ぎたらあっさりとその15分後に発車予定と表示が変わり・・・

寒いんだよ!オイ!

アプリの中に「評価」があったので「時間通りに来ない。寒すぎる」と書いてうっぷん晴らし。「あのバス来ないねぇ」と周りの人とお喋りしたりも。

今回は豆豆が産まれてから初めての(学校の送迎以外で)六斤と二人でのお出かけ。

六斤、出かけるときからテンション高めで「なんでこんなに機嫌いいんだ?今日どうした?」と思うくらいでしたが、お喋りしたりふざけあいっこして。

20分以上待ってようやくバスに乗れました。

古北に近づくにつれ

「ママ、歯医者ってどんなところ?」六斤、検診以外は歯医者にかかったことがない。

この時に私の中では虫歯じゃなくてただの汚れかもしれないという気持ちの方が強かったので

「相当怖いよ~痛いよ~」と冗談で言っていたら

歯科で見てもらったら本当に虫歯だったという。

初期だったので削って詰め物して一回でおしまいでした。

先生は日本で臨床経験がある中国人の先生。流暢な日本語で診察OKでしたし、子供への話しかけも優しくてとっても良かったです。

六斤、最初は恐怖と慣れないので声を上げて泣きましたが、後半は大人しくなりました。口だけは開けてがんばりました。悪かった、何度も言うけれどまさか本当に虫歯だったとは。

お代は400元(初診料100元)。実費支払いです。加入している日本の健康保険組合に診察から2年以内に定められた様式に書いて申請すれば日本基準の診察料が還付されます。様式を阿財会社総務に問い合わせ中なのでこの日は持参しておらず。後日でOKとのこと。

がんばった記念にパチリ。「もう歯医者は嫌だ」と言ってました。

詰め物をしたので30分はものを食べれないのでカフェは行けないなぁ、じゃあ六斤の好きな本を買いに行こうか?とフクゼン(リサイクルショップ)へ。

「動物の中で犬が一番好き!」な六斤なので犬の本を見つけて即決。あとは昨年ちょっと立ち読みしてその次行ったとき見つからず、今回行ったら見つけたというハリーポッターの本も買いました。あとは5元のDVD。

その後隣のヤマトギャラリーへ。いつも阿財と一緒なのでゆっくり手作り雑貨見る時間なんてないのですが、今日はゆっくり見れます。イシシ。

農民画のマウスパッド(我が家のマウス、なぜか暗い色でないと反応しない)と天天青空さんのデジカメケースです。これも農民画テイストな上海浦東の柄がイイ!ケータイがすぐにメモリーいっぱいになるし撮りたいときに反応が悪いのでデジカメ回帰しようかと思ってます。

帰りもまたバスでふざけながら帰りましたが

帰宅後、六斤の様子がとてもよくてですね。

宿題がまだちょっと残っていたのと、金曜に英語のアルファベット書き取りミスで残っていたのでその復習をさせたところ

とっても素直に「わかった!やる!」と。いつももう苦虫かみつぶしたような顔してイヤイヤ宿題に取り掛かるかやっても牛歩戦術でいつまでもノロノロして一向に終わらないのですが、昨日は全然違いました。

ささっと仕上げて私に見せてきました。

私が夕飯作っている間に豆豆にご飯あげるのをお願いしたら「わぁ~かわいい」と言いながらあげていて。

豆豆が寝た後私がリビングにいたら、今日買ったものを見て「これいいね~」とか、「ママ、ちょっと一緒に寝てもらいたい」と言ってきたり。

そして帰宅後何度も何度も「今日は本当に楽しかった。またママと出かけたい」と言うのです。

阿財「六斤はママの愛が欲しかったんですね。」

ああ、反省。私が豆豆で手一杯の時は阿財にすべて任せて、阿財と六斤がとても仲がいいし一緒にいつも寝ている(二段ベッドで六斤上段、阿財下段)のでもうそれで親からの愛情は大丈夫だと思っていました。

それと六斤は7歳で普通の2,3歳差のきょうだいと違ってお姉ちゃんだし、私よりも友達と遊ぶ方が楽しいんだからそんなに構ってあげることは不要なんだと思っていました。

でも六斤は母親の愛情が欲しかったんだと。私の手が欲しいときはできるだけ応えないといけない、とやっと気づきました。

今朝の六斤、朝の出る間際になって「今日ママに学校へ送ってほしい」と急に方針転換されましたが、「OK!じゃあ、これからマッハで支度するから靴履いて玄関で待ってて」と。一緒に手をつないで六斤を学校へ送りました。

子供の時間はあっという間。私に甘える時間はこれから先そんなに長くはない、ちゃんとサインをくみ取ってあげないと。六斤にとって私が唯一の母親なんだから。

と大事な事に気づいたこの週末でした。

【追記】三島歯科の連絡先・場所