中国在住でもOKなオンライン英語教室 おかげで中国現地校国際部の英語の授業についていけています。

現地校国際部に通う娘・六斤。9月に小3になりました。

六斤はクラス唯一のママが外国人で、ママと中国語以外の言語を話す児童で、英語は第二外国語(のハズ。)。他の子たちは中国語母語で英語が第一外国語です。現地校とはいえ国際部ですので英語の授業は毎日2、3コマあります。中国人の先生の授業と外国人の先生の授業も共にあり。

そう、六斤は普段の授業でも英語学習でハンデがある生徒なんです。

にもかかわらず、六斤、英語の成績はクラス上位。

実は六斤、小学校入学前は全然英語ができておらず、現地校国際部の入試対策で本当に苦労しました。

それが、今や欧米人を親に持つ子や、欧米国籍の子(幼少時に欧米に住んでいたり、インター幼稚園を出ている子もいる)とひけをとらない英語力を持っているんです。

この変貌ぶりに、今や六斤とは「前はあんなことあったね~」と話すようになっています。それもこれもかれこれ3年ほど続けているオンライン英会話教室のおかげです。

目次

現地幼稚園生時代、家庭では日本語教育を重視していた

六斤の上海現地幼稚園時代、私は「お勉強」というものをさせてませんでした。

私自身がですね・・・「幼児教育」とか大っ嫌いだったんです。「学校に入ったら習う事をわざわざ家でさせる必要なし」というスタンスで。

但し、いつ帰任命令が出るとも分からない駐在生活なので、日本語学習の為に「しまじろう」の海外受講をしていました。毎月送られてくるDVD見て、シール貼りとかするワークを仕上げるという感じです。

しまじろうのおかげでひらがな、カタカナは日本の子と同じペースで習得出来ました。幼稚園時代は宿題がないので時間がとれるうちにどんどん日本語を勉強させるべし!現地小学校に入学したら日々宿題でじっくり日本語の勉強するヒマはないですよ・・・。

今年の夏、日本一時帰国の時に日本の小学校に体験入学しても、特に言語面での支障はありませんでした。

上海現地小っ子、日本の小学校へ体験入学
2年ぶりの日本です~。 実家のあるところは田舎なので車がないと生活が成り立ちません。 2年ぶりの運転、果たして運動音痴な私が大丈

六斤の話す中国語は中国人の子供と同レベルなので、よく中国人の親御さんから「日本語はできるの?」「日本語の読み書きは?」と尋ねられます。パパとも中国語で会話なので時々我が子の日本語能力を忘れた夫から「あの子の日本語は大丈夫?」と聞かれることも。日本人の私から見ても六斤の日本語力は年相応にあると思います。


「しまじろう」を現在1歳半の下の子にさせるかどうか猛烈に考え中。「あいうえお」の時は絶対に受講させたい・・・。学研やくもんのドリルもいいんですけれど、子供がより楽しく学べる教材としてはやっぱりしまじろうの方が優れていました

六斤はそんな日本語ばかりの幼稚園時代だったわけです。

現地校国際部のお受験の時に焦った

しかし、いざ小学校入学を控えた時期になって焦りました。

なぜって、中国籍がない六斤、現地校に入学するなら試験を受けなくては入れません。しかもこの試験、必ず試験科目に英語があるのです!

当時の六斤、英語できてませんでした。

えっ?中国の幼稚園であれだけ英語の時間があったのに?

中国の私立幼稚園の多くは英語教育をしている。六斤が通った現地幼稚園も英語教育の時間があった。

六斤に改めて英語力の確認をしてみて愕然。

受験を間近に控えた時の六斤の英語能力は、簡単な質疑応答には答えられるものの、読み書きはダメ。ABCすらおぼつかなかったんです!

一校目の現地校国際部の受験に惨敗

現地校国際部、一校目の受験日直前。付け焼刃で近所のカナダ人の先生に受験直前講座を開いてもらい、英語の簡単なやり取りはどうにかできるようにしました。名前や年齢、色の受け答えができる程度です。

そして臨んだ一校目お受験。

惨敗でした。

この学校、試験結果を成績表でくれるのですが、

英語面接0点

0点じゃ他の科目がいくらできてもねぇ・・・。不合格しかないわけですよ。

「日本語を書けます・話せます」というアピールは中国現地校国際部の受験では通用しません。日本人だからと言う配慮もなし。試験科目の英語で点が取れなければそれで不合格です。

これじゃヤバイ、付け焼刃の対策じゃダメだ。どの現地校国際部の受験にも英語の試験がある。ちゃんと学習時間の蓄積をしないと。

というわけで英語教室を探しました。

通常の教室スタイルの英語教室から探し始めるも・・・

近年、英語崇拝や信仰すら感じられる節がある上海の英語教室。超人気の英語教室はレッスン料は他の色んな習い事よりも高め。週1一回1時間半のレッスンが半年で1万元(16万円)とか信じられない値段の教室もあるんです。

家庭教師の相場はマンツーマンの場合、1コマ200元~(3200円)。外国人の家庭教師なら300元~(4800円)でも安いかも。となると経済的に週1回か2回しか受けさせられません。

なら母親である私が教えれば?という意見もあります。確かに、私は留学経験もあるし、英語を使った仕事もしていました。実務では使わなくなったとはいえ、基礎的な英語はまだ分かります。

ただ、我が子に英語をつきっ切りで教えるのは私の性格上、無理でした。教える私も「なんでこんな簡単な事が分からないの!」と声を荒げる時もあったりで、親子関係の危機すら感じるほどでした。

だめだ・・・アウトソーシングでないと・・・教室や家庭教師の選択肢がないとするとオンラインレッスンだ。

私はここ数年中国語のオンラインレッスンを受講し続けている事もあり、オンラインレッスンのいいところはよくわかっています。

・外出しなくていい:教室探しをしたのは冬。上海の冬ってしばれるんですよ。おまけにマイカーもないので交通手段の確保も頭がいたいところ。

・身支度しなくていい:カメラ機能を使わなければドすっぴんでもハダカでもOK

・ネットさえあればどこでもいい:上海の街中ネット環境よすぎです。

で、たいていは教室型のレッスンよりもオンラインレッスンの方が

・お値段お安め。

自分の勉強スタイルにハマるなら、オンラインレッスンはめっちゃコスパがいいんです。

そしてこれは中国在住日本人としてのメリット、中国もオンラインレッスンの英会話教室があるのですが、中国ママ友の計算によると、日本のオンライン英会話教室の方がレッスン料が安いんです。(余談ですが中国系のオンライン英語教室はスカイプでなくWechat(微信)でレッスンしているそうです。)

オンラインレッスン英会話教室を比較

英語のオンラインレッスン、どこがいいかな~と探して辿り着いたのが↓レアジョブでした。



最初からレアジョブと決めていたわけではなく、数教室を比較しました。3年前に探した当時の記憶での印象は以下。

①子供専用の英語オンライン教室。

ここはレアジョブよりもレッスン料高め。毎日でなく週数回が基本でした。

②DMMの英語オンライン教室

レッスン料はレアジョブよりも安い。ここもまずは無料体験レッスンを受講しようと会員登録したのですが、ヨーロッパ系の講師が多く、そして講師の人数も桁違いと感じる位多い!レッスン予約はしやすそうでしたが、あまりに先生が多すぎるため、どの先生にしたらいいのかが分かりづらい。そして教材はレアジョブの方が豊富でした。

体験レッスンの最初はレアジョブ。講師が全員フィリピン人のオンライン英会話教室です。

ものは試しと2回の無料体験レッスンを受講しました。子どもが興味をひく教材を紹介してくれ、一緒に歌を歌ったりと子供の扱いが上手な先生に当たりました。これもレアジョブ内の講師の条件検索で探した結果です。

子ども慣れしている先生を出すには「初心者向き」「ビデオレッスン多め」、詳しい条件で犬好きな六斤に話が合うように「ペット」などの条件で探しました。

また会員ページ内に子どものレッスン受講についての説明ページがあります。このページ内に

・子供向けおすすめ講師

・子供向け教材の紹介:

KinderSayなどの外部のもの。無料ですが教材です。六斤も初めはここからでした。幼児以降になるとレアジョブの独自教材があります。

このページを大いに参考にしてレッスン受講をしてもらいました。

体験レッスンの感触がよかったこと、特に子供向けとは書いていないけれど、幼児へのレッスンに対応できることが分かり、レアジョブに決めました。

フィリピン人講師と聞いて「発音がフィリピン訛りではないか?」というのが心配だったのですが、講師の99%は標準的な英語を話します。ただし、たまーにフィリピン訛りが強い講師がいて、六斤も聞き取りづらいのでその時は次回以降は受講しないようにしています。

英語を身につけるために必要なこと

実はですね・・・私自身、英語を当時としては早い小学2年生で学び、それで身に着けた英語の発音で中学生時代はミスコン荒らしならぬスピコン荒らし(スピコン:英語のスピーチコンテスト)してました。トロフィー、盾、優勝カップとかすごい数もらいました。一番うれしかった賞品はソニーのCDプレーヤー。当時はまだ高級品だったんですわ。

で、その時の経験から学んだ、子供に英語を身に着けてもらいたい最適な勉強方法とは

少しの時間でいいから毎日英語にふれさせる。とにかく接触頻度を増やすことです。

合計時間が同じであっても、週一回とか3日に一回のレッスンと毎日1回で比較したら、断然毎日のレッスンの方が身につきます。

教室型でしたら毎日通うなんて無理。子供連れて外へ出て・・・通うだけでも疲れます。お金ももちません。笑

レアジョブの通常レッスン時間は25分。毎日コースがあります。お値段は月5800円。1か月30日とするとレッスンあたり193円!200円行きません。

私はこの一番安いコースにしました。サポートなしですが、基礎の基礎の内容を学んでいますし、六斤がレッスン中に不便を感じたら私がヘルプできるだろうと思ったからです。

レアジョブのサイト内に紹介されている教材だけでなく、講師の先生もレッスン中によさそうな英語教材を探してくれ、アルファベットや発音、基本的な単語の練習、英語の歌を一緒に歌ってくれたりしました。

正直、価格が価格なので最初大きな期待は寄せていなかったのですが、予想よりもちゃんとやってくれてびっくりしました。その後、現地校国際部にも合格。レアジョブで毎日英語に触れたことでの六斤の英語力の大きな伸びを感じ、その後も継続することにしました。今もレアジョブで継続中です。

中国でレアジョブを受講するならではの注意点

オンラインレッスンということで場所や時間を選ばないのですが、いくつか注意点があります。

中国と日本の時差

メインサイトで予約するのですが、1時間の時差を忘れないでください。予約時間マイナス1時間を念頭に置いて予約します。私、時々予約時間を勘違いするんです。特に一時帰国から戻るとそれまで日本時間で予約していたのでちょっと混乱します。

スカイプやネット接続の問題

レッスンはスカイプを使います。稀にスカイプやネットの調子が悪い時があります。3~4か月に一回くらいネットの状況がよくなくてレッスンが受けられない時があります。そういう時はシステムにその旨連絡すれば即時にレッスンチケットを発行してくれ、補講を受けることが可能。つまりレッスン料は損しません。

六斤がレアジョブで勉強したばかりの3年前は本っっ当にスカイプが切れるとか時間になっても講師が応答しないとかは「まぁよくある事だね」という感じだったのですが、最近はそういうことは滅多にありません。運営側の管理がよく行き届いている印象を受けます。

六斤が先生の顔を見たがるので、主にカメラを使ってレッスンしますが、ネット回線があまりよくないときはカメラを切って音声だけでレッスン。そうすると途切れたり接続が切れると言うトラブルを抑えられます。

中国からアクセスできない教材を使ったレッスンの場合

講師の中にはYoutubeにある教材を使う人もいます。中国からですとYoutubeはアクセスできません。その時は「画面共有」という機能を講師に使ってもらうと、講師のPC画面上とリアルタイムに同じ画面で見ることができ、youtubeの教材も閲覧することができます。英語では「Share screen,please.」と言えばOK。

このような事に気を付ければ中国に住みつつもオンライン英会話教室を利用することができます。

中国ならではの、「VPNが必要かどうか」ですが、レアジョブに入会したのは日本に一時帰国した時だったので、中国でレッスンが受けられるか、レアジョブのサイトが開けるか心配でしたが、中国からでも問題なしでした。VPNを使わなくてもレッスンを受けられます。ただし、ネットが重いな~と感じる時にVPNを使うとスムースになりました。

ちょっとここは・・・という点も

いい事ばかりではないのが現実です。

土日のレッスン予約が取りづらい

そうですね・・・土曜日の午前中に「あ、今日の予約取ってなかった」と気づいたら遅いです(朝早い時間でしたら間に合います)。これは金曜のレッスン終了後すぐに週末のレッスン予約を入れる、で対応できるんですが、ついつい忘れがちで。笑 週末に気付いてあいている講師を探しても本当にいなかったりもします。

一番安いコースではいい先生を自分専用にできない

これは私が一番安いコースを選んでいるからです。お気に入りの講師をずっと予約できる機能は980円を追加して支払う安心パッケージに入ると使えます。安心パッケージに入ると実力診断テストが受けられたりカウンセリングサービスもあるので入ろうかどうか考え中ではあるのですが、今はまだ時期ではないかな~と見送り中。

レアジョブ、今ならお得な入会キャンペーンあります

今レアジョブでは初月半額キャンペーン実施中なんだそうです。


六斤は幸いにしてこの無料体験レッスンの時の講師が子どもに英語を教えるのが上手な講師だった(子供向けのたのしい教材をたくさん知っていた)ので、その後正式なレアジョブ会員になりました。

レアジョブを始めた当初は先生の話す英語が分からず、よくレッスンで泣いていた六斤。

それが今では「あ、レアジョブ始まる」と自分でiPadを広げ、先生からのコールに「Hello~」と応えます。英語面接0点だったあの日からのすごい進化です。感無量・・・(笑)。今のレッスンは始めに学校の英語の宿題を見てもらって、余った時間は先生とのフリートークがいつもの流れです。

フリートークでは大好きなハリーポッターの映画の話で先生と盛り上がっています。さすが世界的なヒットをしたハリーポッター、多くの講師が知っています。こないだレッスンの様子を見に行ったら先生とハリーポッターの登場人物の単語の穴埋めゲームやっていました。六斤の今の夢は「イギリスへ行くこと!」です。英語が好きなおかげで六斤の世界が広がりました。

まとめ

というわけで今我が家はレアジョブさまさま!六斤クラスメイトママがよく「六斤の英語教室どこ?」と聞いてくる(中国の先生、いい成績の子表彰するので六斤の英語の成績が分かる)のですが、中国人ママにはオール日本語のレアジョブサイトの表記が難しいのと、スカイプが一般的でないのでおすすめできないんですよね。

実は一回六斤クラスメイトのレアジョブ会員登録を手伝ったことがあるのですが、うまくいきませんでした。「予約は六斤ママお願い!」とかなるし。うまくいかなくて結果的によかったのですが。今回、その憂さを晴らすべく(笑)、ここで盛大にオンラインレアジョブの話をすることにしました。英語オンラインレッスン、おすすめです!