元宵節のイベントに間に合わない!荷物の山をかき分けろ! - 老同志は中国人

元宵節のイベントに間に合わない!荷物の山をかき分けろ!

こんにちは~あしんです。

今年は我が家、中国に住んで10周年!

いやー中国に住む前、長く住みたいなぁとは思いましたが、10年を迎えることになるとは~。

でもほんっと、中国生活は刺激も変化も大きくて面白くて、できることならもっとこのままずっと住みたい・・・というのが私の今の偽らざる気持ちです!

で、ですね。そんな10年ひと昔を経ている阿信の中国生活ですが、久々に私を「オイオイ・・」と思わせたすごいヤマが来たので紹介しようと思います。

2021年元宵節

今日は旧暦1月15日。旧暦新年あけて初めての満月の日・元宵節です。日本では小正月とも言いますね。

この日中国では、丸い満月が円満の家族だんらんの象徴となり、家族そろって団子を食べるのがならわし。

夜はランタンを灯して月を鑑賞したり、公園などではランタン祭りが開催されたりも。上海などでは兎のランタンを引いていい運を呼び込む、なんて風習もあります。

↑元宵節前に市場で売られていた兎子灯

えーと、阿信家、先週夫の阿財が上海の我が家を出て別居状態になったため、家族だんらんなし。そして子供達二人ともそろいもそろってモチモチ食感が大嫌いなもんで、我が家の子供たちは団子を食べないんです。

元宵節で団子食べて団らんできない2021元宵節の阿信家ですが。ま、それもいいです。いいんです・・・形にこだわらない!←違

元宵節のイベントで使う服が届かない!

今週に入り、息子・豆豆が通う幼稚園の先生から

元宵節には園でイベントをしますので、ランタンを用意してください。手作りのものだと親子で制作過程も楽しめますのでオススメですよ。

とイベント5日前にメッセージが。

おお、と思い即ネットショップ・タオバオでランタン手作りキットを購入

そしてその翌日。

元宵節のイベントの雰囲気を盛り上げるために、当日は子供たちにお正月な雰囲気の服を着させて登園させてください、と。

はいはい・・とタオバオで買う事に

でもイベントまであと4日しかない。届くの間に合わなかったら困るなと思い、タオバオでは「発送地・上海」のお店を検索更にお店とチャットで「〇日までに届いて欲しい」と言うと、「今買ったら当日発送するよ~」との返事で。

よっし・・・これで大丈夫!上海発送だし、翌日、遅くても翌々日には届くでしょーと思ってました・・・

そして元宵節前日

ランタン制作キットは購入翌日には届きました。

しかし・・・・

服が到着しない。安心しきっていた私も気になってきたので、荷物追跡サイトを確認すると

まず発送地が上海でなくて浙江省だった。

ぎゃーこれは到着が遅いはずよ・・・※こういうこと間々あります。これ防ぐ方法ないんですかね?チャットで確認しなきゃいけないんですかね・・・

しかし、幸いな事にこの時既に荷物は上海に入っていました。

上海市内エリアの配送センターから、更に我が家最寄りの配送センターに!

元宵節前日朝に到着しています。

ふむふむ、ならその日のうちに家に着くだろう。と朝確認して思いました。

荷物が動いていない!

その日私は仕事をしていたのですが、昼休みに荷物追跡サイトを確認すると

動いてない・・・

しかも

いつの間にか荷物到着日が2月27日以降と表示されている。

えっ、元宵節って26日よね・・・こりゃ間に合わんじゃないの。しかも27日に受け取れなかったら何の意味もないものだし。

びっくりしてチャットで宅配業者に連絡。すると最初はAIの対応で。「配送センターの電話番号を教えてほしい」と打つと、配送センターの電話番号を教えてくれます。早く送ってもらえるようにお願いしようとすぐさま電話をかけると

「お客様のおかけになった電話番号は現在使われておりません・・・」の自動音声

はっ!?ナニコレ

チャットには「解決しましたか?」と出ているので、「解決してない」ボタンを押すと、サービスセンターのスタッフによる対応に切り替わり、そこで「今日受け取らないとダメなんです」と話すと、「わかりました。配送センターに『至急配送』の指示を入れます」と回答してくれました。

ふー・・・

大丈夫かな

荷物が気になる午後3時

午後3時。仕事中ですが気になり、荷物追跡サイトを確認すると

ぎゃー相変わらず荷物が微動だにしていない

ああああ、これはきっと配送の望みがない気がする・・・・そうだ、仕事が終わったら配送センターに直接取りに行こう、と思い立ち

チャットで「配送センターに取りに行きたいので住所を教えてほしい」と打つと「配送センターの住所が調べられません」と言うじゃないですか。

・・・っへ!?なんで配送センターの住所が調べられんの?お宅の会社でしょ??と思うも、中国全土にネットワークがある会社です。この問い合わせ窓口は上海のこと知らん人が出ているのかもしれんし・・・と思い・・・

どうしてもわからない配送センターの住所

しかしおかしいんです。

配送センターの名前は荷物追跡システムでわかるのですが、無敵の中国地図アプリ・百度地図で調べてもこの配送センターの住所は出てこないんです。謎深い・・・

百度地図では宅配会社のサイトへのリンクがあり、そこへ行っても住所の表示はなし。電話番号はつながらない電話番号。

どうなってんの!?

そして検索サイト・百度で配送センターの名称を入れると、

予測変換で「住所」「電話番号」

おお、たくさんの人が検索している・・・

そしてオソロシイことに

「〇〇配送センターは配送しない」

「史上最悪クレームの付け方」

とあったりも

なにこの不穏な空気は・・・・嫌な予感・・・!!

再度チャットで「配送センターの電話番号はつながらない」「配送センターの住所を知りたい」と問い合わせしたところ、

「事情はわかりました。荷物を至急配送するよう配送センターに伝えます」「折り返し電話をしますのでお待ち下さい」など、これまでと同じ回答。

仕事終了!いざ荷物を取りに・・・でもどこへ??

そうこうしているうちに仕事時間終了。

その日は雨が午後から降っていました。しかしこの日うっかり傘忘れたのもあり、元々タクシーで配送センターに行こうと思っていましたが

どこに配送センターがあるのか未だ不明。折り返しの電話も来やしません

なになに、このついてなさよ・・・

ええい、仕方ない。職場から家までの間にある、百度地図で検索できるその宅配会社の配送センターへ飛び込みして聞いてみよう。うん、きっと知ってるはず!同じ会社だもの。

と、雨の中、傘ないのでストールでほっかむりして向かう事に。途中バスが使えそうなのでバスに乗り、そっから歩き・・・また仕事用の靴で歩くんでつかれる(汗

これまで歩いたことない路地を歩き、へええこんなところに洋館が!?とびっくりし、

↑これはノーマークだったわ。今度ほじくりに行ってみよーとパシャリ。

着いた先の配送センター。うん、同じ会社だもんね・・・知ってるはずよね・・・

↑雨降る中たどりついた配送センター

まさかの「知らない」

そして配送センターの中に入ると、長机に3人ほど、配送会社の上着を着てPCに向かっている人たちを発見。近づくと、彼らはまず私のほっかむり状態を見たからかちょっと苦笑しました。そして私が事情を話し、「で、〇〇配送センターの場所を教えてほしい」と聞いたところ、なんと彼らは

知らない

と言うではないですか。

え、この回答は想定外~!なぜに!?

区が違う配送センターは俺たちの管轄じゃないから知らない

阿信「ちょ、ちょっと、同じ会社じゃないの!?そのおっきなPCで調べられないの??」

ーこのPCにそういう機能はない

阿信「じゃあ、会社の電話にかけて聞いてくれる?」

ーコールセンターはあるじゃん。タオバオからでもチャットできるし。自分で聞けば?

阿信「何度もかけたし聞いた!聞いても最初はAIだし、それにコールバックもしてくれない。困り果ててここに来たのに・・・」

と言うと(若干の泣き落とし作戦その①)、「その配送センターはここにある」と某地下鉄駅の名を挙げるではないですか。

えー地下鉄駅の近くと言っても、いろんな出口あるし、そこからどう行けばいいのさ・・・

そんなざっくりじゃ分からないよ!

ーこれ以上は知らない。

ううう・・・と思うも、「明日の元宵節に子供が着る服なので今日中に受け取らないとダメなんだ」(泣き落とし作戦その②)という話をし、

何路と何路の交差点?と尋ねると

「〇〇路〇〇路」とまで言ってくれました。

ふーむ、しかし交差点を起点にして何を目印にすれば?具体的な住所は知らんと言うし・・・

阿信「よし、そこへ行く。近くにあるお店とかある?教えて」

ー〇〇ホテルがある

まーここまで聞き出せたんだから上等だ。行くことにしました。

住所わからないまま配送センターへ向かう

念のため地図アプリでその交差点周辺検索で宅配会社の名前を入れるも、なーんもヒットなし。

ほんとにそこに配送センターあるのかなぁ・・・

その場所は歩くと若干遠いけどタクシーを使うほどでもなしのビミョーな距離なので、バスで行きました。

↑バスを待っている時に自撮り。

そしてやっとこさ着いた交差点!そして〇〇ホテルは・・・あ、あった!と駆け寄ってみるも、特に配送センターらしきものはなし。

そこで阿信は考えた。あの感じだとあの人も嘘は言っていないだろう。この辺りに配送センターはきっとあるはず。そしてさっきの配送センターの様子から考えて、道路から見える場所に位置する、トラックも横付けできる、ある程度道幅のある場所に面して立地しているはずだと辺りをウロウロ・・・

したらば・・・・なにかガード下にピンとくる場所が見えてきました。

近づくと、あったあった。みーつけた。

看板はないけどあの宅配会社のマークがついたワゴン車が前に停められています。倉庫のようなスペースにはたくさんの荷物と幾人かのスタッフが。で

中に足を踏み入れ、スタッフの一人に「〇〇配送センターか?」と聞くと、そうだとも明確に言いませんが否定もしません。

「〇〇という住所の荷物はここにある?」と聞くと「あるにはあるが・・・」という感じで。「荷物引き取りの電話をしたか?」と聞かれました。「かけたよ!かからないじゃん」と答えるとまたもやあいまいな感じで・・・なんなんだ、ここは。

「事務所で聞いてくれ」とのことで事務所へ行きました。そこで事情を話し、荷物番号を告げて検索すると、確かに「ここにある」ことが判明。

わーーーい、ここにあるってよーーーードンドコドンドコ←祝いの太鼓の音

入庫した荷物は一個一個写真がとられており、「これ」と写真を指して言われました。おおこれね、よかったよかった、荷物あるんだ・・・。「ちょっと待ってて。探す」と言われ、待ちました。

・・・・

住所ごとに仕分けされている奥の棚から持ってくるかと思いきや、思った以上に時間がかかる・・・

??「なんなら私が探そうかな?」と言うと、「あの山にあるのよ」と鼻で笑われ向こうを指さされました。

あの山・・・!?さっきからおじさんたちが荷物ふんずけて登ってごそごそしてるあの山??あの中に私の荷物が??

今朝入庫とのことだったので、仕分けも済んでいるかと思いきや、まだまだ床に散らしてある状態でした。

あー、これは問い合わせセンターの人の言う事信じて家で座して待ってたらダメなやつだったわ・・・

でもこの山から探しあてるのことはできるのか・・・既に小一時間経過しています。しかもおじさんたち必死で探している感はあまりなく・・・こりゃまだかかりそう。

捜索は続きます。この日の夜はエビ先生の中国語レッスンもあったのですが、もはやこれまで。先生にキャンセルの連絡をしました。

一度帰ろうにも歩けば長い、タクシーには短いというまたもや微妙な距離に家があるため、ひたすら待つことに。

そして荷物がついに見つかる

事務室の椅子があいていたのでそこに座ると、デスクにはPCの画面が開きっぱなし。物流システムの画面のようで、荷物番号、受取先住所、受け取り人名が一覧になって表示されています。その荷物のほとんどに「至急配送」の文字が。

あ~こりゃ私のように問い合わせセンターに連絡して「至急配送」にしてもらった人たちなんだな、でもほぼほぼ全部が「至急配送」じゃん?意味ない、意味ない・・・よかったよ、私ここまで来てよかったよ。

としみじみしていたら、おじさんが急ぐ様子もなくのっそりと事務所に入ってきました。「あった」と言い、手には私宛の荷物が~。これよこれ。

サインをして受け取り完了。

やったーーー

おじさん「春節から荷物は増えるわ、でも人出は足りないわで荷物の配送が遅れてるんだよ」ともうしなくていい言い訳を私にしてきました。

私は荷物がゲットできたらそれでモーマンタイなので「はいはい、どーも」という感じで配送センターを後に。

帰宅後、ランタン作りが待っている

六斤、豆豆が待つ家に帰宅しました。阿姨(家政婦)には私の帰宅が遅くなること、子供たちに夕飯を出しておいてと伝えていたので、とりあえずひもじい思いはしてないだろう・・・六斤ももう中学生だし、と特に心配はありませんでした。

帰宅したらば案の定子供たちは夕飯を食べ終わっており、六斤は「宿題ほぼ済ませた」と言ってくるので

お願い!このランタンを作って!ママはもうダメ

と泣きついてほぼほぼ六斤に作ってもらいました。

ほんと、助かりました・・・

息子の晴れ姿に感無量

翌日は豆豆にベストを着せ、ランタンも準備OK。

この写真に秘められたドラマがてんこ盛りよ・・・ママは胸熱、感無量。笑

中国住んで長い事もあり、最近気持が緩み気味でしたが、なにかと油断できないこの感じが「あーこれよ、これ」ととてもなつかしく、そして達成できたときの気持ちもひとしおで。

Twitterでもこの話はつぶやいたのですが、

とてもとても140字では語り尽くせぬこの思い。こうして久々ですがブログにしたためてみた次第です。お楽しみいただければ幸いです。

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