この夏休み、私たちの義実家滞在中、毎日のように義実家に来ていた甥っ子。
この甥っ子、阿財と付き合い始めた時に産まれ、以降ずっと成長を見てきているので会う度に成長ぶりにびっくり。
阿財と結婚して間もないころ、甥っ子五歳の時の春節里帰り時の小皇帝ぶりは記事にしたほど
だから一人っ子政策の適応外の日本人の私と結婚した際は大層喜んでたそうです。すみません、私たち夫婦不妊で・・・。
今回は思春期真っ只中という難しさも加わり、ひやっとする場面もありました。
例えば、我が家は食事中TVを観ないのですが、義父母はTVを観ます。
それはその家のルールなので従うにしても、義父が好むCCTVのニュース番組でなく、甥っ子がリモコンを独占して自分の好きな番組好き勝手に観るのが六斤は許せない。
甥っ子に、「おじいちゃんの番組、海峡両岸にして!リモコンを返して!」と食事中に猛抗議。
甥っ子は自分の好きな番組を好きに観たいので当然反抗。
甥っ子父である義弟がチャンネルを譲れ、と言うも無視してTVを観続けたり…そのうち六斤が泣き出して渋々チャンネルを換える始末。
そうなると、義父が六斤を褒めるわけです。
私も六斤のしている事は正しいと思うものの、甥っ子の気持ちも配慮したく微妙な気持ち。
また、甥っ子は爪を噛む癖があるのですが、それを注意される時の引き合いにはたまた六斤が出され、
「六斤も前に指しゃぶりしてたけど、今はしてないぞ。お前は何だ。」となるので…
私は慌てて「いやいや~。ウチの弟、大人になっても爪噛みしてましたよ…なかなか大きくなってから治すのは難しいですよねぇ」とフォローしたり。そもそも赤ちゃんの時期の指しゃぶりと爪噛みは違うし。
義父母から六斤に何を伝えるも自由ですが、私が六斤に注意をしている時、時にキツく見えても決して口出ししないで欲しいと。
私の価値観で信じている事を六斤に伝えているのだと。
「外国語で説明できない!これが私のやり方なんだ!」と言って以来、ノータッチになりました。恐いヨメですみません…阿財ですら、大人になってからこんな口の利き方を義父母にしてないのにm(_ _)m
阿財も甥っ子のこの現状は気になるようで、義弟に「塾に通い詰めにさせるよりもする事があるんじゃないか」と話したり、
「中国の大学ばかりが大学じゃない。日本などに留学させてもいいんだし。」と留学を勧めたりもしているとか。
甥っ子、思春期が過ぎたらどうなるかな~。まだまだローティーン。方向転換できる余地はまだあります。今後に期待。
※※※オマケ※※※
阿財の実家の近所で見かけた看板。
この看板を見ても、どれだけ男の子を産むことが栄誉なのか推して知るべし・・・。
私も時に義父から「あと二人男の子を!」と言われてます。期待に沿えずゴメンなさい。
女の子も男の子もどちらも民族の希望です
男を産むのも女を産むも同じ良い事、娘も跡継ぎです。
ちなみに、現状、中国人女性をお嫁にもらう際、男性側は新居となるマンション&車を用意するのがここ中国のスタンダードになっており、私たちも「もし将来息子ができて、中国人女性とご縁があったら・・・」と妄想するとちょっと怖くなる時も。
阿財「もし息子ができたら中国人でなく日本人と結婚してもらいたいです」
アナタ・・・それが私と結婚した理由!?築40年の団地住まいからの新婚生活。まさに私たちの結婚は中国語で言う「裸婚」でしたよ。
我が家も裸婚です…
いずれ上海で家を買えるよう頑張ってます…