上海街歩きツアー「白相大上海」は発見がたくさん!!

こんにちは!阿信です。

これまで私は色んな趣味が出ては消え、出ては消えしてきました。

近年かなりハマったのがパン作り

私のライフワークがぁーーー
昨年後半からパンを再開し、美形なカンパーニュで終わった2016年パン焼き。有終の美を飾るにふさわしいいいパンだった。 この時の話 → 

ライフワークとまで言ってる!!2016、17年は豆豆妊娠出産で家にいることが多くてパン作りに精を出しました。

また、それに派生して阿財の故郷の面食(小麦粉料理)づくりにもハマり・・・

オーブンで餅(ビン)を焼いてみた!
中国北方の主食・餅(ビン)。いつもはガスコンロ&フライパンで作っているのですが、ふと思い立ってオーブンで焼いてみることに。さてさてできあがりは・・・?
中国北方の主食・マントウをふっくらと作ることに成功。中国料理レシピ便利アプリもご紹介
中国北方出身の夫にふっくらした手作りマントウを食べてもらうことは私の長年の夢。何度も失敗を重ね、ようやくたどり着いた素晴らしいレシピで義父母も納得のふっくらマントウが遂に完成しました。
スポンサーリンク

阿信が猛烈ハマった「上海ほじくり」

そして今新たな趣味が

上海ほじくり

上海をほじくるっていきなり言われてもなんのこっちゃですよね。笑 ご説明します!

もう上海って、すごくありません?分かります??

ちょっと一本小道に入ったらまったく違った風景があったり、また地区ごとの表情も違ったりで。

例えばここはフランス租界の弄堂(昔の集合住宅)の入口

中に入るとこんな風に集合住宅が並んでいますが・・・

一番奥にはこんな洋館があったり。このひとつひとつの故事を調べると、また色んなドラマがあります。

ささっと大通りを通り過ぎるだけでは見えない景色が上海にはたーんと、たーんと広がっているんです。奥深くて奥深くて・・・

中国の近現代史の歴史って知れば知るほど激動で怒涛なんです。そんな歴史の風雪に耐え、街の変化をじっと見てきた建物・・・

でも今そんな建物たちはどんどん再開発の波にのまれています。今見ないとなくなる景色なんです!私は「上海の街並みはおそろしく足が速いナマモノ」と表現しています。いいなと思った景色があったらすぐ行かないと、見れなくなります。

再開発による立ち退きでゴーストタウンと化した街並み

昔の上海旧市エリア・老西門(豫園周辺)も再開発が決まっています。こんな立派な彫刻が施された石庫門もその後どうなるかは不明・・・。

誰が書いたか、「さよなら老西門」という落書きが見えます。

基本、雨と用事がないときはカメラ抱えて外出し、あっちの道、こっちの道を大通りから裏道へ探索探索・・・その行動はまさに「ほじくり」。ほじくればほじくるほど、味がある景色に出会えてもはややみつき。

で、雨の日は上海の歴史の本読んでます。晴耕雨読ならぬ、晴掘雨読・・・みたいな。笑

今の気持ちは「NOほじくり、NOライフ」

あー、もうここまでこのブログを読んで、みなさんのこんな表情が目に浮かびます・・・

阿信・・・大丈夫??的な。

スポンサーリンク

上海街歩きツアー「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」

そんな私がずっと気になっていたイベントがあります。

「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」。通称「シティウォーク」と呼ばれている上海街歩きツアーです。

白相・・・初めて聞く単語!これは「遊ぶ」という意味なんだそうです。辞書でも(方)マークがついているので上海エリアの方言かと思います。ぷらぷらあてもなく遊ぶような感じなのかな?

その後ブログを読んだ友人より、白相は上海語で「ばっしゃん」と発音し、白相相「ばっしゃんしゃん」とも発音する、と教えてもらいました。

ツアーの開催日は原則として

月二回(第二、第四土曜日) ※変動あり

です。

このツアーのポイントとして

上海人ツアーガイドさんが日本語でガイドする。

という、上海在住日本人には超絶うれしいツアー。上海人だからこその視点でのガイドを自分の母国語で聞くと、理解も深まります。

ガイドさんは格里董(グリドン)さんという、上海歴史研究家。日本へ留学していた経験から日本語が堪能です。

歴史研究家と聞くと、年配の方?とついつい想像しちゃいますが、このようにお若い方です!そしてこんな大勢の人たちの前でお話するなんて・・・ただ者じゃない

というわけで、上海の歴史や建物について知ってみたい、興味があるけれど、言葉のハードルが・・・!と感じている人にはもってこい。格里董さんが日本語堪能でよかった、私たち日本人に生まれて良かった。

阿信、このツアーの存在は1年ほど前から知っていました。ツイッターを始め、上海情報を発信する人をフォローしていった辺りです。

ガイドの格里董さんと共に、日本語ツアーのとりまとめをしている方が日本人女性の「宇山紡(うやま つむぎ)」さん。

紡さんはイラストレーターのお仕事をメインに、2016年より上海在住。ブログ「上海絵日記」を執筆しています。

イラストレーターさんがどうして上海街歩きツアーのとりまとめを?と尋ねると、上海の古道具や街並みをテーマに本を出している方がお友達にいて、その友達に竹細工職人のインタビューに連れて行ってもらったところ、格里董さんも一緒に来たんだそうです。

上海に遊びに来る友人に紡さんは単発で格里董さんにツアーを依頼。回を重ねるうち、定期ツアー化の構想が出、今に至っているんだとか。

今は紡さんがツアーの開催告知をツイッターやインスタグラムで行い、それを見た方が参加申し込みをする、という流れです。

こちらが「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」ツアー申込用WechatQRコード。

紡さんが運営する、「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」の告知インスタアカウントはこちらです。ツアーの素敵な写真がいっぱい!

紡さんに連絡すると中国在住者にはうれしいwechatグループに招待してもらえ、以降連絡はそのチャットで行えます。

阿信も「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」に興味をもつも参加できず

1年前の私は上海ほじくりどころか、下の子・豆豆のお世話に忙しく、ましてや家族がお休みの週末に出かけるのはとても無理と思っていました。

いいなぁ・・・参加したいけれど・・・週末だもんな・・・

とツアーの開催告知を気になりつつも見送り。

コースの案内はツイッターで目にすることもあって、毎回楽しそうで楽しそうで。断腸の思いで参加見送りしていました。

そして豆豆が登園を開始し、私の平日の自由時間が増えた2018年冬から街歩きを開始。これも色んな人との出会いがあって開花したのですが、この話の詳細はまた後日!

こうして阿信にもぼちぼち街歩き仲間もできていきましたが、そんな方たちが参加している(していた)のは決まってコチラ。

あー、噂の街歩きツアーに私も参加したい!と思うもなかなか現実的に難しくて。

そんなある日、どうにか色んなことに折り合いをつけて夫・阿財の理解も得ることに成功。

先月遂に私も「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」に参加できる運びになりました!

遂に参加できた「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」

この日歩くのは上海フランス租界の「五原路」。

上海の街、というか中国の街はどこも道に名前がついています。

フランス租界はこれまでけっこうほじくってきた自負があるので(←どういう自負よ)

ふふふ・・・格里董さんとやら、お手並み拝見といこうか (Φ Φ)

という気持ちでいました。すっかり危険な人ですよね。スミマセン

集合は地下鉄駅出たところ。参加者の多くは日本人、私と同年代くらいの女性がメイン層でした。

最初は上海の街の歴史のおさらい。上海の旧市街、租界の誕生から拡張、今回歩くフランス租界の歴史について。

この手の話は私は知ってましたので、興味深くもふんふんとかるーく聞いてました。正直、最初はナメてました。これまで見たことがあるスポットばかり行くんじゃないのー?と。

歴史解説の後、いよいよ街歩き開始。

そしたらそしたら

わぁわぁ出るわ出るわ!!なになにこんな場所これまで気づかなかったー!!!!

そして

なになにこの視点!素人の散策じゃ全然こんな見方してなかったよ!!

未知のほじくりスポットの宝庫でした!!

さすが歴史研究家は違う~!!!!てか上海の路もすげーーーー!!!!

すみません、最近の阿信はほじくり活動の際は人格変わってます

ツアー中は発見が多くてアドレナリン出っぱなし。

石庫門より更に古い!昔の農家建築を発見

この日のハイライトはこちら。

これ目にした時、言葉を失いました。「・・・・・っは」としか言えませんでした。

あ、あなた・・・一体いつからここにいたの??

この日私と一緒に参加した同行者なんて、普段日本に住んでいる分、私よりもっともっと上海街並み愛に溢れてるものですから、この建物を目にして衝撃のあまり固まってました。それくらいすごいんです!!

こんな建物が上海にあるなんて・・・しかも郊外でなく上海市内、フランス租界エリアですよ!もうこんな建物は消滅したとばかり思っていました。

圧倒されるツアー参加者たち。そしてすかさず入る格里董さんの解説!

绞圈房という、清の時代の農家の建物なんだそうです。なんと19世紀後半から出現した上海の旧式集合住宅・石庫門より更に古い建築!そんな解説もいただけるのはありがたい!

私なら古くて珍しいくらいまでは分かりますが、それがどんな建築で・・・とまでは分かりせんし。

ここまで行くのは弄堂(上海エリアの古い集合住宅の名称)をかき分けかき分け歩く必要があります。ほんと、ひっそり、ひっそりとたたずんでいました。

細部に渡る細工が圧巻!これぞ豪邸!

この他、私これまでまったくノーマークだった、こんな豪邸も見ました。

この軒の裏までめぐらされた細工を見よ!こんな細かいところまでたくさんの細工をつけられるなんて。これぞ大富豪の証・・・。

そして建物の裏に回り・・・

豪邸の証のひとつが大きく面積をとった階段。その階段の場所がこの窓から読み取れる、とか、裏のマンホールから分かる事など・・・・

格里董さん、わたしゃ完敗っすよ・・・何おそれ多い事言っているんだろうか。

何者?!格里董さん

このスポットはみな格里薫さんが自分の足で歩いて発見したスポットなんだそうです。格里董さんは上海人。時には住民と語らい、この建物の来歴など聞き出したりしているのでしょう。

古い家ですと、時折上海語しか話せないお年寄りもいます。また、上海語で「ちょっと建物見せてください」と話しかけると、住民の心のハードルも下がり、こころよく見学させてもらったりもするんだとか。上海語・・・ほじくり必須スキルだわ。

いやー、ほんとね、

上海の街は自分の足で歩かないと見えてこない景色があるんです!

すばらしい!そしてこの労働節お休みの辺りに、格里董さん、上海のTV番組にも出演。ツアーの様子やスタジオに招かれてお話もしていました。

映像リンク

映像リンク

格里董さん、今まさに時の人では・・・??今上海街歩き界が熱い!

阿信、2回目のツアーにも参加

1回目のツアーに味をしめ、また翌々週に開催されたツアーにも参加。

この時はかつてのイギリス租界エリアだった四川路。外灘の川沿いの通りを一歩入ったところです。このコースは以前も開催されており、その時に参加した街歩き友に聞いたところ、「あのコース、楽しかった!」という評判だったので参加しました。

「建物の中に入って行くことが多いよ」とは聞いていたのですが、果たして・・・

こちらは昔の旅館跡。現在は住居として使われています。

広州在住時代によく街中で見た「骑楼」。いわゆるアーケードです。上海にもこんな建築があります。その由来や歴史についても解説があります。

こちらの細工がほどこされた石ですが、故宮で使われている石と同じ種類のものだとか・・・!

こちらはかつてのイギリスの会社のオフィスだった建物(現在は住居として利用)。階段裏に巨大な紋章の跡が。

そしてこちらの建築。元々はこの外壁には像が置かれていたのです。文革によってその像は破壊、撤去されました。

文革・・・と思い、この建物を眺めていたら。

あっ・・・

この外壁に文革時代のスローガン跡が残っている。

伟大的统帅毛主席万岁(偉大なる指導者毛主席万歳)

このスローガンに気づいたとき鼓動が早まりました。

その他もりもりだくさんで・・・このコースもすごく良かったです!!阿信ノーマーク物件ばかりで。

格里董さんおみそれしやした・・・あなたどこ見て歩いているのよ・・・状態です。

なんなんでしょう。このほじってもほじっても新しい発見が湧いて出てくるこの上海の街は・・・。私にとっては町全体が巨大なワンダーランドですわ。

ツアーの所要時間は大体3時間程度。

格里董さん、もうどうしてそんなに健脚なの・・・というくらい歩きまわります。引率してガイドして、時には建物内部へ入るために住民と交渉したりも。それでいて飄々と歩いています。すごいです・・・。

2回目の四川北路コースの後半は歩き疲れて「いつ解散かな・・・」と思ってしまったくらいでした。

ツアー後にお時間ある方には語らいタイムあり

ツアー終了後は残れる人は残って近くのカフェなどに移動し、格里董さん、紡さんはじめ、ツアー参加者同士の語らいタイムもあります。

私は1回目の参加時、語らいタイムに参加しました。ゆるーくその場に集まっておしゃべりする感じです。

ちょうどツアー解散地点が格里董さんが4月に開いたお店兼ギャラリー「Basement B0D」の近くのため、せっかくなのでそちらを訪問。

こちらがその一角を写したもの。古い物に好きにはたまらないアイテムがそこかしこに配置されています。この奥には長机と椅子があり、人が集まれるスペースにも。

こちらのTシャツ・・・んん?阿信としゃんはいさくらさんで寄稿している旅行情報サイト「旅こふれ」内で紹介したことがあったTシャツ!

カフェ好き必見!上海おすすめカフェ3選 | たびこふれ
日本にも多くのおしゃれなカフェがありますが、ここ上海にも多くのカフェがあります。特に上海市内エリアには、旧租界の古い建築を活用したカフェや、近年ではSNSでの写真映えを意識した、おしゃれカフェも多くあります。今回は、今筆者がおすすめする上海...

なんと、このTシャツの企画・デザインは格里薫さんだったのです。

こちらのスカーフはさる洋館の床のタイルの模様が元になってプリントされています。

洋館のタイルは私も街歩き時に注目するポイント。洋館のタイル柄のスカーフを巻いて洋館探索・・・すてき。普段使いでも十分よさげ。

ちょうどこの時は1985年撮影の上海の風景の写真展示会も開催中(現在は終了)

この時私はあいさつ程度しかできませんでしたが、撮影者の燕洋子さんもこの場にいらしていました!

これからこの場所を起点にどんな面白いことが企画されるのでしょう~。モーレツ楽しみです!

■Basement B0D■

所在地:上海华山路868弄B座B0D室

営業時間:月曜~金曜日 午後1時から5時

阿信は勝手におさらいウォークもしている

そして私はツアーの後は「おさらいウォーク」で出直しするのが定番。

一度行ったツアーを2度も3度も・・・ハイ、とってもおいしくいただいております・・・。

最初にご紹介した五原路の胶圈房ですが、またおさらいウォークをした際に、なななんと中に入れる機会をいただけて・・・

正面扉からは想像もつかなかったのですが、住居スペースの部屋はステンドグラスが使われた、芸術的価値すら感じるお宅でした。

もう部屋の中に通されたときは「きれい・・・すごい、きれい」しか言葉が出ませんでした。

快く中を見せてくれたおじいちゃんに感謝です。

それ以前にまたここに辿り着くのも大変で、いろんな人に聞いて歩いて回りました^^;よく格里董さん見つけたな~

上海街歩きツアーはこんな方におすすめ!

と、こんな感じに上海の街歩きをして新たな発見の日々に心ふるわせている最近の阿信ですが、この上海街歩きツアーはどんな方におすすめかと言いますと、

もちろんそもそも街歩き好き・建築好き・歴史好きにもおすすめですが

✔上海に住んで長い方

私は上海に住んでもう6年半が過ぎたところですが、これくらいになると、もう大方のところは行った。他に何かおもしろいところないかなー・・・と思うようになってきます。

そんな方はこのツアーに参加することで新しい世界が開けるきっかけになりますよ!

✔上海に住んだばかりの方

はてまたさっきと反対?とツッコミが入るかと思いますが、このツアー、上海に住んだばかりの方こそ参加してほしい気持ちもあります!

日本本帰国が近づくと、思い出作りとばかりに急いで「ローカル巡り」を始める上海在住者の方が多いのですが、その時にローカルの魅力に気づいて後悔される方が後を絶ちません(阿信調べ)そしてその時チラッと見た風景は次に上海に来た時はもう消滅していることも十分考えられます。

住んだばかりの時って上海の街の勝手もよくわかりませんよね??ましてや弄堂奥深くの建物に入り込むなんてまったくもって不明。「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」なら日本語を話す格里董さんが終始同行していますので、身を預け探検してみましょう。

上海に住んだばかりでしたら探索する時間もまだあります。私も今回参加してもっと早く知っておけば~と思う事山のごとし。ハマれば素敵な趣味になります。上海ビギナーこそ参加してみる価値ありますよ!

次回の「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」のお知らせ

そんな素敵な「白相大上海-ShanghaiCitywalk-」ですが、この5月11日(土)に開催予定です。

紡さんからの今回のツアーの告知内容はこちら

【白相仏租界-租界弄堂游-】
ご好評頂いたフランス租界シリーズに新たなコースを追加しました。名建築の多いフランス租界の中、地下鉄衡山路駅をスタート地点に、かつての住人たちによって作られたアパートメントを中心に建物探訪してゆきます。今回も案内人・董さんの地元ということで上海出身の彼自身の昔話も交えながら白相してゆきます。

今回はフランス租界!そしてなんてよさげなコース。格里董さんのことですから、絶対に「なんとこんな場所が!!」と思うようなスポットを次々と紹介してくれるんでしょう。

あー、阿信も行きたい!でもでもこの日は・・・どーしても外せない用事があって無理・・・

泣く泣く欠席の連絡を紡さんにしました。今後も都合がつくときはなるべく参加したいと思ってます!

参加希望の方はこちらのQRコードからどうぞ!(申し込みフォームへのリンクです)

にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ

スポンサーリンク

この記事のシェアはこちら

ブログのSNSフォロー、RSS登録はこちら