圧巻!マジェスティックシアターで観劇 - Axin(あしん)の日々徒然 in上海

圧巻!マジェスティックシアターで観劇

こんにちは~あしんです。

この週末、ほんとにいい天気で過ごしやすいですね!

このままのお天気が続いて欲しい~

この週末はあしん、観劇に行ってきました。

あしん、中国生活お初の観劇

「永不消逝的电波(永遠に消え去らない電波)」というタイトルの劇です。

舞劇とあるように、バレエの振りをメインとしたダンスの身体の動きで展開される劇です。

画像ソース

そのためセリフなしなので外国人にも理解しやすい。

舞台演出でたまーにに中国語情報が入ります。この劇は時代が簡体字が制定される前のことなので、繁体字表記でしたが、字数も多くないので中国語ビギナーさんにも理解しやすいと思います。

上演主体は「上海歌舞団」という劇団。公式HPによると1979年創設で中国民族舞劇、舞踏、声楽作品の演出を行っています。本部は日本人が多く住む古北エリア、地下鉄「水城路」駅近くにある「上海国际舞蹈中心」にあります。

永不消逝的電波」のストーリー

劇の時代は1949年の中国建国間際のこと。共産主義的な活動は非合法の為逮捕される為、地下組織的な活動になります。そのため、多くの共産活動者たちが時の政権である国民党の政府機関により拘留、処刑されていました。

劇中主人公の「李侠」は国民党政権下の上海にて、秘密裏に共産活動をしていました。主な任務は各地の共産活動家たちからの伝言を暗号電波にして更に広範囲の共産活動家たちに届ける連絡活動です。最後「李侠」は捕えられ、処刑されます。妻と幼い子が残されました。処刑日は1949年5月7日。上海に解放軍が上海に入るわずか20日前のことでした。

・・・というストーリーです。この劇を見た友人がもうとてもとても熱っぽく「役者の身体の動き、舞台演出、どれをとっても本当に素晴らしかった!あしんさんも時間があったらぜひとも見てほしい」と言うのです!

「古典(バレエ)とプロジェクターのミックスがすごくいい。衣装も好き!」と。

そんなに熱ーーーく勧めるなら相当面白いはず。帰宅後すぐに教えてもらったチケット購入サイトを見て公演日を確認していたら・・・

友人からいつ見に行く予定?と尋ねられ、日付を話しているうちに・・・

観劇5回目の友人、観劇2回目の友人、今回1回目のあしんで行くことになりました!

観劇5回目はすごい!

聞くと「推しの役者さんがいる」そうで、その方は・・・


朱洁静さん 画像ソース

王佳俊さん 画像ソース

このお二方が主演の際の舞台は殊更にいいそうですが、この日彼らは武漢にて公演とのことでした。さすが劇団員。神々しいほどに素敵・・・(←語彙力)

上映場所は「美琪大劇院」

そ・れ・に!上演場所は南京西路にある「美琪大劇院」。1941年築。当初映画館として建設されました。中国人建築家・範文照氏による設計です。1920・30年代の上海における大型建築というと、外国人建築家の独壇場でしたが、時代が下るとアメリカ留学帰りの中国人建築家が活躍してくるようになります。

「美琪大劇院」は1941年の完成当初は映画館として開業しました。欧米の映画を上海で最も早く上映するシアターとして人気を博しました。名称は英名「マジェスティック・シアター」と先に決まっており、中国語名称を公募したところ、マジェスティックの音からとった「美琪(měiqí) 」に決まりました。

では英名の「Majestic(雄大なという意味)」の由来はというと、この地にかつてあった高級ホテル「大華ホテル」の英語名「Majestic Hotel」からです。

↑焼失した「大華ホテル」画像ソース

当時上海一の豪華ホテルであり、豪華ダンスホールを備えた上流階級の社交の場。蒋介石と宋美齢が挙式した場所でもありましたが、その後焼失。跡地に建てられたのがこの美琪大劇院です。

美琪大劇院はその存在を前から知っていましたし、近くを通りかかるも、劇のチケットがないと中には入れないし、ちょうど範文照氏についての資料を読んでいたこともあり、興味しんしん。観劇がてら好きな建築も楽しめるという、私にとってはまさに1粒で2度おいしい話

いつもは外から中を伺うだけだけれど、この日は堂々と入れる!ぜひとも行かないと~!!

公演当日の美琪大劇院の内部です。

そうそう、これは外からも見えてた入口ホール吹き抜けのシャンデリア

階段は建築のみどころの一つ。ゆるやかなカーブと人造大理石のしぶい反射光が良い感じ。

こちらの床のデザインは2010年からの5年に渡る長期間大改修の際、1941年に完成当時のものに戻されたそうです。

近年改修が入ったことで、全体的にとてもきれい。観客席もリニューアルされ、これまでの映画館から観劇メインの舞台になりました。日本の宝塚歌劇場を参考に作られたそうです。

このアングル、駅や空港のターミナル感あります・・・。

本日の劇の出演者の案内。5回公演を見た友人推しの出演者はこの日は武漢へ出張公演に行っていたそうです。地方公演も行っているのですね!

会場入り口ではプログラムやピンバッジなどのグッズも販売されてました。

今回はなんと最前列

こちらが上演ステージです。1階席最後列から見るとこんな感じ。

ちなみに2階席の最後列から見るとこんな感じです。天井の模様がどんなものか見たくて上がっていきました。笑

こちらがあしんの座席視点で見た舞台。

そうです、最前列です。

見ている内首が痛くなる、(最前列中央ではないため)舞台端に死角があるのでは・・・とも思いましたが、特に不便を感じることはありませんでした。

なによりも美しく、体幹がしっかりしていないととてもこなせない劇団員たちの体の動きを至近距離で見れた迫力がすごくてですね。すっかり劇の世界に引き込まれました。

最後の出演者登場ではバチバチバチと惜しみない拍手を送りました。

舞台っていいものですね・・・心の栄養になりました。

誘ってくれてありがとう・・・。

劇のモデルになった李白のかつての住まい

この劇は「李白」という名前の共産党地下工作員の実話を基にしています。李白のエピソードは語り継がれ、伝記の出版や映画化も何度かされており、「永不消逝的电波」と中国人に言うと、大抵の人は知っている話です。

李白が1948年12月30日に逮捕された際にいた部屋は、今では「李白烈士故居記念館」として公開されています。場所はかつての日本人街があった虹口。魯迅公園の近くです。

旧租界地は、外国当局が管轄していたエリアであり、時の政権の警察機構が手を出しにくいことから戦前より共産主義活動家が地下活動するのに適していました。ほじくりしていると、ごみごみした弄堂(旧時の集合住宅)の中にかつて「共産地下工作基地」だったことを表すプレートを見かけたりもします。

「李白烈士故居記念館」は1935年築の「亜細亜里」という弄堂にあります。今度ほじくりがてら足を運んでみようと思います。

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