夫に上海でパスポートを失くされた話 その2

時は1月初め。中国在住者にとっては、そろそろ春節帰省や旅行の計画を立てようかな・・・というワクワクの次期に矢先に降ってわいた

パスポート紛失騒動

こちらの続きです。

夫に上海でパスポートを失くされた話 その1
パスポート、それは海外では命の次に大事と言われるもの その保管についてはそれはそれは細心の注意を払っておかねばならないもの。 ま
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謝らない夫にモヤモヤ

交番から帰宅した夫・阿財と私。

その後はまぁ、お互い普通に過ごしていました。

夜、宿題塾で宿題を終え、帰宅した上の子・六斤に、「いや~爸爸(パパ)がママのパスポートなくしちゃってね。こりゃ、今度特別美味しいもの食べに連れて行ってもらわないと!」と冗談で言いました。

阿財、憮然としていました。

この時、私の中でモヤモヤが生まれました。

私は阿財から「ごめんなさい」の言葉を聞いていなかったのです。「迷惑をかけてしまった」でもよかった。とにかくお詫びの気持ちを示す言葉がありませんでした。

なくした連絡の電話では

「嫌な事が起きた」

だったし、

帰宅後の開口一番は

「申請先窓口でコピー取ってた人が怪しい!あの時絶対パスポートが彼女の手元にあったはずなのに!」ですよ!

パスポート失くされて迷惑千万被っている私、阿財から何もお詫びされていない。

これでモヤモヤモヤモヤしていました。

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ミッション2:入管で「パスポート紛失証明」申請

パスポートを紛失したことでしなければならない手続きは色々あります。

画像ソース

交番の次にするのは、入管(出入境管理局)へ行き「旅券紛失証明」を取ることです。

「旅券紛失証明」取得後はパスポートの再発行手続きに領事館へ行くことになります。パスポート再発行手続きの為には半年以内発行の戸籍謄本が必要。本籍地役所へ連絡して戸籍謄本を取る方法の確認もしなければなりません。

明日はその2つをしようと決め寝ました。

翌朝、衝突勃発

翌朝。

阿財と私、二人で子供達を送り出しました。一緒に帰宅する途中、

阿財がまた

「申請先窓口でパスポートのコピー取ってた人が怪しい」

と言い出しました。

と、そこで私の心の中の導火線に火が点いてしまいました。

シュッ・・・!

「あなた、ずっとそうやって人のせいにしているね。」

「私全然納得していない。」

「あやしいと思うなら何で必死で探さない?監視カメラ見せてもらったら?」

心の炎はメラメラメラ

阿財「言いましたよ!でも監視カメラは見せてくれないと言われた」

私「警察呼んだらいいじゃない。警察が介入すれば見せてくれるよ。」

阿財「そんなことできない!」

私「なんでできないのか理解できない!!」

阿信完全怒りモード突入

そして帰宅後。

私「あなたは自分のパスポートがなくなったわけじゃないからそんな他人事なんでしょう!私が探しに行くから申請先の所在地を教えて!」

阿財「・・・・」

私「なんで答えないのよ?人のせいにしているけれど、もしかして私に言えない場所に置いていったんじゃないの?

今考えればなんでそんな事まで悪く考えるんだろう、と思いますが当時は本っ当に感情的になっていました。

阿財も怒りモード突入。

ケンケンガクガクしかじか・・・(この時に越えてはならない線に踏み込んだ呪いの言葉を吐きましたが、具体的な内容に関しては読者様の精神的な健康を損ねる恐れがあるため自主規制いたします。)

最後は

私「新しいパスポートを取ったら子供連れて日本に帰ってやる!」

とまで言い切ってしまいました。

詫びの一言もない上、何あの人のせいにした態度!?あったまくる!!

阿財には事の大きさを知ってもらうためにも、その後の手続きには必ず同行すること!ときつい口調で言い放ちました。

入管へパスポートの紛失証明を出すのが今日のメインミッションなのですが、まず向かったのは郵便局。

日本へEMSで戸籍謄本申請の委任状を出す

パスポートの再発行に必要な「半年以内発行の戸籍謄本」。

これは日本からの送付が必要で、取得に時間がかかることが見込まれるため、早期に動かなければなりません。

私の戸籍地は実家と異なる地域にあります。しかも実家から遠方。両親に依頼するにしても、役所に必要書類の送付、受け取った戸籍謄本をEMSで上海へ送るなどの手続きがちゃんとできるかが不安要因でした。

ツイッターに事情を書いたところ、私のツイートを見た司法書士・幸本明子さんが連絡をくれました。

「戸籍謄本申請を代理でし、EMSで上海のご自宅まで送ります。この種の手続きは慣れています。守秘義務もありますのでご安心を。」

と申し出てくれました。

地獄に仏とはこのこと・・・・

ほんとね、SNSやっていてよかったです。

本籍地役所に問い合わせたところ、海外発送は不可(最近は海外発送可の役所もあるそうですが)で国内送付先への送付のみ可。私から直接依頼するのでなければ、直筆の委任状が必要とのことでした。

委任状はHPにあるとのことで、URLを教えてもらいました。

流れとしては、

上海からEMSで日本の司法書士さんへ委任状送付

司法書士さんから委任状を添えて本籍地役所へ戸籍謄本を申請

本籍地の役所が戸籍謄本を司法書士さんへ送付

司法書士さんが戸籍謄本を上海へEMSで送付

です。

こちらの司法書士さん、中国事情に慣れており、中国在住者にはうれしい「wechat対応」。細かな事項をリアルタイムでやり取りできます。また支払いもアリペイやwechatペイ対応。

郵便小為替を購入しなくても戸籍謄本をGETできる!というのは海外在住者にとって、とても気が楽になる話でした♪

今回助けてもらった司法書士・松本明子さんの連絡先

まさに地獄に仏だった司法書士・幸本明子さんのHPはこちら

中国在住者にとっての便利サービスである、戸籍謄本の取り寄せ時、戸籍謄本取り寄せ→在日本中国大使館の認証手続きのサポートなどお願いできます。

あの節はお世話になりました!

意外な盲点!郵便局での郵送依頼時には身分証が必要だった!

郵便局へ行き、窓口でEMS発送の旨を告げ、送り状に宛先などの記入をします。

その際の支払いは現金オンリーに加え、発送人の身分証の提示を求められました。

出したくても私のパスポートはないズラ(´・ω・`)

既に夫婦仲が零下10度まで冷え切っており、阿財は私から5mくらい離れた先でうつろな目をしていましたが、呼んで阿財の身分証を提示してもらいました。

私一人で郵便局へ行ったらここで詰んでました。夫婦関係は冷えっ冷えで心はささくれまくりでしたが、阿財を連れてきた甲斐がありました。

郵便局の送付は身分証明必須。どなたか持っている方に同行をお願いしましょう。

EMSの発送は受け付けられ、その後はタクシーに乗り浦東の入管へ。

出入境管理局で「パスポート紛失証明」の手続き

次いで浦東の出入境管理局へ。「パスポート紛失証明」は3階の外国人の居留許可を申請するお馴染みのフロアで申請します。

エスカレーター上がったところの受付で紛失の旨を告げると申請用紙をもらいました。「あっちの記入台に記入例があるので参考にして書くように」と言われました。

紛失理由ってやっぱ中国語だよね^^;と思い、阿財をチラッと見やると、

これまたもう10mくらい離れたところにいて、うつろな目をしてケータイいじってます。夫婦の仲更に下がり零下20度。

仕方ないので、この記入例を参考に書きました。

タクシー乗ってパスポートを車内に忘れた。レシートを受け取っていなかったために連絡がつかず紛失してしまった、旨が書いてあります。

ああ、キムさん、なんという・・・・ほんと怖いね、私も気をつけよう。というか私現在進行中でパスポートを紛失したんだけれど。

上の文章を大いに「借文」して理由を書きました!

そうして

・紛失証明申請書

・私のパスポートの顔写真&居留許可のページのコピー

で申請は受理されました。警察署の事案発生証明を添えて出したところ、事案発生証明は不要と返却されました。

この日は木曜だったのですが、紛失証明は発行に2営業日かかるため、月曜日にこの窓口に取りにくるように言われました。

お怒りモード全開の阿財

その後阿財とタクシーに乗り家に向かいました。

お昼時になものの、帰宅してお昼ご飯を作る気力もないため、デリバリーサイトで餃子を注文。阿財も食べると思い阿財の分も注文しました。

タクシーがマンションに着き、降りると、阿財は我が家があるマンション棟でなく、出口に向かってスタスタ・・・

!?と思って呼び止めると、ちょっとやそっとじゃ立ち止まらず。

あら、相当なお怒りモード

いや、私が一方的にパスポート失くされたんだよ!と思いつつ、「どこ行くの?」と言うと「会社」と答えます。

確かに提げているカバンはPC入っていますし、そのまま会社へ行ってもおかしくない。

「デリバリーで餃子頼んだんだけど。二人分だし食べてから行ったら?」と言うと、

「食べる気はない」と言って去ってしまいました。

阿信ポカン

なぜに??なぜにこの展開??

帰宅してすぐにデリバリーした餃子が届きました。一人でモシャモシャ食べました。

その後、ちょっとした用があったので、阿財に電話したのですが出ず。

あきらめてコールをやめたら

wechatの文字で

あなたの電話に出る力がないので用件はwechatにどうぞ

と中国語できました。※阿財は普段私とのwechatやり取りは日本語。

夫婦仲更に冷え込み零下30度!

な、なななんで~~。納得いかない!!

つづく・・・

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