誰が為にブログを書く | 老同志は中国人

誰が為にブログを書く

私がブログを書き出したのは六斤が産まれる前のこと。

今アメーバブログで一番古いブログを見ると、2008年6月18日です。

その前も一度書いたのですが、ちょっとしたトラブルがあってやめました。

それは、日中関係が悪化してお気に入りのブログにしていた人たちがこぞって中国への批判をしだし精神的に参ってしまったのです。

私、今でこそ六斤から「ママは天不怕,地不怕(天も地も恐れない=何も恐れない)だよね。」と言われるくらいになりましたが、当時はまだ20代でナイーブでした。中国批判に免疫ゼロ。

なにせ、阿財と結婚した後、当時は日本に住んでいたのですが、

段ボール肉まん

髪の毛醤油

毒入り餃子

を始めとする中国の話題で連日週刊誌もちきり。私と阿財の結婚は私の親からも反対されていて、結婚当時は(まだ詳しくは書けないですが)実家と本当色々あって、その事で自分が幸せになることが親が幸せに思わないという申し訳なさ、分かってくれない口惜しさがありました。

私は社会に出たのが遅めで、結婚と社会人になったのがほぼ同時期。結婚生活&社会人新生活に加えての連日の中国バッシング。

新卒で働いた会社は数年後に辞めたのですが、辞めた時が仕事のストレスと相成ってこの中国バッシングが私にしんどくて、一時期地下鉄に乗るのがしんどかったんです。中づり広告を見るのが怖いという有様で。お腹が痛くて病院行ったら「胃潰瘍寸前です」と言われました。

その後ちょっと曲折があり、華人系企業に転職。外国人ばかりの職場=違った人がいて当たり前、という雰囲気がとても居心地よかったです。

ブログを書き始めた2008年というのは、華人系企業に勤めていた頃です。胃潰瘍寸前だったあの頃はいずこ、ボスから「阿信さんは日本人じゃない!(日本人らしくない 笑)」と飲み会で悲鳴を上げられたり、公私ともに降りかかる色んな事態に対応するうち、ずいぶん神経が太くなりました。

最初のブログタイトルが「中国語、うまくなりたいっっ!」。中国語を身に着けたいけれど、なかなか日本での生活では無理でした。大学の社会人講座に仕事帰りに通ったりもしたのですが、イマイチでした。思えばあの時に今の中国語の先生の事を知っていて勉強を始めていたらもっと私の人生違っていたと思います。はー。

私がブログを書き始めたきっかけ。9年前、アメブロもサービスを始めて日が浅く、普通の人がブログを書くことがまだ新しい時代でした。日常生活で出会う日中国際結婚している人は「日本人夫・中国人妻」の夫婦ばかりで。なかなか「日本人妻・中国人夫」がおらず。ブログでそんな人とつながれたらいいな、というのが一つ。もう一つは、当時も(そして今もですが)あった中国への色眼鏡的な見方や、中国人と結婚したら貧乏で苦労するとか、日本国籍が目当てとか、分かり合えなくてそのうち離婚するとか、中国側の一族郎党にたかられ大変な思いをするとか、そういうのじゃなくて!普通に生活してますよ、日中国際結婚はこんな感じですよ、というのを伝えたかったからです。

ブログを始めて数年はアメブロの規制も緩くて、メッセージで個人情報をやり取りするのも自由。おかげさまで日中国際結婚、私同様の日本人妻の夫婦と知り合うことができました。ブログを介してつながり、お互いの日常生活、悩みなど色々話すことができ、六斤と同年代のお子さんがいる人とは家族ぐるみでお付き合いしたり。今もお付き合いがある大事な友人ができました。これはブログをしていてよかったと思える点です。

その後、ブログへの特別感もなくなり、ブログ自体が廃ってきたのと、アメブロの規制が強化されてメッセージのやり取りで「会う」系のキーワードではじかれ、新しくプライベートで出会う人は少なくなりました。

今は中国に住んでいるのもあり、私同様の日中国際結婚した人との出会いの場はブログ以外にも結構あります。海外での日本人の団結力の強さは心強いです。もちろん今でもブログをきっかけにした出会いはあり、これからも大歓迎です。

9年も続けていると、最初のころに知り合った人の殆どはもうブログをやめています。「あ、あの人どうしているかな」と思って見に行くと、数か月、数年単位で放置もよくあること。アカウント自体が削除されている事も多いです。寂しいですがブログとはそういうもの。自分が好きな時に書いて、書きたくないときは更新しなくていい。始めるもやめるも全て自由。別に仕事じゃありませんし。私もそんな気持ちで書いています。だから私は更新全くしないときも多いです(ってホント私のブログあるある 笑)。

特に私のような、自分にはなんのお金にもならないブログを続けている目的は何かと言われると、やはりそれは原点に戻りますが「日中国際結婚、いろいろ言われているけれど日々こんな風に暮らしてますよ」ということ。そしてあの頃の私のように日中国際結婚したけれど、周りの事やら夫の事ととか育児の事とか、最近では中国生活とか、なんやかんやで重い気持ちになったり悩んだりしている人がいて、その人が私のブログを見て何かのお役に立てたとしたら、役に立たなくてもちょっとでも心が軽くなったりしてくれたらとにかくうれしい。更新に穴が開くときもあるけれど、気分の波に乗ってガンガン更新するときもあるけれど、とにかく続けていきますよ。「気が向いたらいらっしゃい。メニューに代わり映えないけれど、いつでも店は開けてるぜ(笑)」というような気分でもいます。

こんなブログを書いたのも、気になるメッセージをいただいてしまったので。返事を書いていたら長くなってしまったのでブログにしてお返事とさせていただきます。

※更新後ちょっと追記しました。

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『誰が為にブログを書く』へのコメント

  1. 名前:ree 投稿日:2017/04/15(土) 06:51:22 ID:206065899 返信

    その中国が週刊誌を賑わせていた頃は結婚されてたんですね~。
    確かにその時に日本に住んでたら精神的にきつい状況だったと思います。
    私は日本の友達や親戚に向けてブログをはじめましたけど、今じゃ本当に日記代わり。
    確かに始めた頃のブロ友さんは止められた方が多いですね~。
    そう言うのは寂しいけど、それはそれ、って思っています。
    実際ブログを通して個人的に親しくなった人も多いし、実際お会いしたりってのもあるし。
    お互いゆーっくり行きましょう!!

    • 名前:axin 投稿日:2017/04/19(水) 10:50:59 ID:b3b3c97c6 返信

      そうなんです。不妊の時期が長かったので子供の年齢の割に結婚年数が長いんですよ。
      今「段ボール肉まん」とか聞くと一昔前のような感じですが当時のバッシングはそりゃあもうひどかった。
      reeさんのように長期でブログを発信している人は少ないですよね。貴重なブロ友さんです^^それはそれですけれどね。
      はい♪マイペースに行きましょう~。