昨年の中秋節に人生初、唐突に犬を飼う事になった我が家。
色々犬に関しては苦労が絶えない・・・
たくさんの人が犬を楽し気に飼っているのになぜ私はこんなにつらいのか?と思ったこともしばしばでした。
豆豆と子犬を同時に面倒見ることになったからに他ならないのですが。
一時期は犬の事で相談をしているさ中、「私たちに拾われない方がポンは幸せだったんじゃないか」と泣き出したこともあります。ハイ、かなり追い詰められてました。
豆豆が寝付いたら家に来た配達員にけたたましく吠えて豆豆が起きてしまう・・・という事態にイライラさせられたりもありました。
これは豆豆の寝かしつけをするときに「赤ちゃんが寝てるからドアの前に荷物を置くように」と手紙を書いてインターホンのボタンの上に貼り付けて解決。
ご飯の前には「ハウス」、「お座り」、「お手」「待て」をひと通りしてからご飯を食べる。
散歩は私の横を歩く。
階下へ降りるエレベーターに乗る前、乗っている間は必ずお座り。
エレベーターが開いても私が「行くよ」と合図をしたら歩き出す。
エレベーターではこの姿勢!
人が来ても動かないようにしつけしました。
最近ではハウスの合図の時にハウスの入り口が閉まっていたら自分で開けて入ってます。
気付いたらこれやっていました。
獣医師にも「頭が良くてお利巧」と言われるポンですが一つ大きな問題が
留守番ができない。
まず私たちが外出しようとすると息が荒くなり、動悸がしている。
私たちがいない間ずーーーーーっと戻るまで全力で吠え続ける。
暴れて周りの物を壊す。
部屋にフリーにしておくと人が出て行った後のドアに執着してかじる、ひっかく。賃貸なので困ります・・・。
普段トイレは基本的に外。トイレトレーの中でもします。
でも留守番の時はダメ。そこいらに粗相してしまいます。
なので外出から戻るともう部屋が大変なことになっています。
外出の楽しさが一気に吹き飛ぶ破壊力です。
玄関ドアの前で覚悟を決めてから入ります。
留守番はいつも過ごしているリビングにそのまま置いているのですが、ある日、阿財がいないときに六斤をテコンドー教室まで送り、レッスンの様子を終了まで見てから帰宅したらドアに張り紙が。
「お宅の犬がずっと鳴いている。ほとほと困っている」と。
ああ~。ご近所迷惑になっている・・・
これに懲りて一番奥の私&豆豆の寝室に犬を置いて外出することにしたのですが、もう帰宅後の掃除が大変で・・・大きなベッドに下にオシッコされると掃除もしにくいし、くさいし不衛生。
以降はケージに入れて留守番。
ケージに慣れてもらうために寝る時もケージで。これで掃除の手間は激減。
でも留守番がダメなのは相変わらず。
調べると「分離不安症」という症状に当てはまる。
飼い主に依存していなくなると極度におびえる。
捨て犬だったから?獣医師の話は「性格の問題」でした。
外出の際は一気に人が出ないようにする。
外出するとき、戻るときに挨拶しない。あまり構わない。
おやつをあげて留守番を楽しいと思わせる
電気をつける。人の気配を疑似的に感じるようにラジオなどをつける。
どれも全然だめ。
最近知ったのですが、留守番の時にすごい量のヨダレをしていました。ケージで暴れて掛けるタイプの水ボトルまで落としたので(当然床は水浸し・・・)数時間の外出では水をケージに置かなくしたのですが、帰宅して見てみると体が濡れている。
特に胸と足先。床にはかなり大きな水たまり。これまでならこぼした水だと思っていたのですが。なんとヨダレでした。
足先のヨダレは寂しさを紛らわすためかずっと舐めていたようで。これ、悪化すると噛んで自傷行為に発展する可能性もあると。
そうなると厄介だ。どうしよう・・・と獣医師に相談すると
「典型的な分離不安症(分离焦虑症)」とのことで、「ペット行動矯正師(宠物行动矫正师)」を紹介してくれると。
そんな職業が中国にあるとは知らなかった。これから改善がみられるといいな。
ポン、もう君を捨てる人はいないんだよ~。安心して留守番しておくれ。
躾が出来るまでの阿信さんの状態、理解出来ます。
うちにはずーっとわんこがいますが、結婚当初のが亡くなってから次に飼ったのは息子が生後7か月の時。
これは別ブロで追々書いて行きます。
でもその症状、大変ですね。
トレーニングで改善すればいいけど・・・。