上海に着いて最初のミッション・・・それは六斤の幼稚園を探す事。
まさか急遽上海へ引っ越しという事態になるとは夢にも思わず、8月からずっと幼稚園に行っていない六斤。
※広州の幼稚園は2週間単位で休むことが可能。山東省へ帰るから、と8月初めから休み→そのまま退園 涙
六斤、「ママがいい」と口では言うものの、外へ出ると楽しそうに遊ぶ子供たちをポツネンと見る日々。この子、輪に入りたいのになかなかみずからは入れない性格。
上海に着いてからは段ボールに囲まれる生活からいち早く脱却したく片づけをするものの、
六斤ママママー!滑り台で遊ぼう!! ※マンション階下など、敷地内にいくつか遊具スポットがある。
わぁ・・・倉庫のなく、収納が少ない中、どう片付ける??とアタフタしながら片付ける私の横で
ママママー!折り紙折って~。 ママママー! 絵本読んで~。 ママママー!DVD観たい~
まったくもって片付けがはかどりません!そして阿財は上海到着二日目から出張・・・。
とりあえず片づけを先に・・・と思っていた私も作戦変更を余儀なくされました。
これは荷物の片付けより先に六斤を片づけなければ!(=昼間幼稚園へ行って貰い、私は片付けに専念)
とうわけで、幼稚園探しスタート。
といっても時は9月。
新学期スタートが9月の中国。今が一番幼稚園の空きがない時期。中国人の友人や幼稚園関係者、誰に聞いてもそんな返事。
そして阿財は中国人といえども、まったく幼稚園に関しては分からない状態なわけで。
激務の阿財に「幼稚園の空き調べてくれる?」なんてとても言えない訳で・・・。
そして上海に友人がいると言っても、環境や住む場所の違いから、このエリアで六斤が通える幼稚園を知っている、というピンポイントな情報を持っている友人はおらず。
外国人の私が調べ、通う園を決めるしかないのです。
そして幼稚園のあきがあったらどこでもいいってもんでもない。色んな条件(まず学費、教育内容、施設など・・・)を観て総合的に判断せねば。
さぁ~なかなか大変。
でもやるしかありません。
まず事前情報を整理。
1.上海には公立私立どちらの幼稚園もある。
公立園は一応外国籍の子供の受け入れ可能ではあるものの、申込は一年に一回。毎年四~五月。この時期を逃しているので公立園は×。
※チャレンジャーなもので、近所の公立園へ電話して聞いてみましたが「今ちょうど埋まった時期よ。また来年」でサヨーナラー。
2.私立は外国人向けの国際クラスを持っている園が多い。
広州の私立はインター校がその役割をもっているパターンが多かったような。広州の私立園内の国際クラスがある例、知りませんでした。
3.私立園は広州より高めを覚悟せねばならない。
標準は3,000元/月(48,000円)。2,000~3,000元がターゲットか。
ちなみに、上海公立園は500~800元/月(8,000~12,800円)
4.上海は日本人幼稚園複数校あり。
広州では1校のみでした。でも我が家の今後を考えると、帰国の目処もまったくないのでこれはパス。
我が家は英語よりも中国語の習得が重点なので、インター校、国際クラスは候補外。後述しますが、学費も半端ないです。
広州同様、近場で中国人の子供がメインに通うローカル幼稚園がターゲットです。
まずはターゲットリストの確保!
段ボールに囲まれながら、六斤が運よくお昼寝してくれた昼下がり。
百度様にお伺いをたて(検索サイト百度で検索したという事です。中国でわからない事があると夫よりも百度にお世話になる事が圧倒的に多いので敬意を表しこの表現)、
上海未就学教育情報ネット(上海学前网)のサイト内に居住区内の幼稚園のリストを発見(トップ→入園(入园)から見れます)。
便利なことに、公立(公办)私立(民办)の区分付き。
住所電話番号も記載でホクホクするものの、自宅から近いのか遠いのかはイマイチピンと来ない。
あまり遠すぎても園バス範囲外だったりもするだろうし・・・
というわけで登場するは百度地図(また百度様です)。ここで自宅を中心に幼稚園(幼儿园)を検索し、半径1~5kmの園をピックアップ。
教育ネットのリストに戻り、更にその中の私立園をふるい分け。
リストには電話番号が掲載されているので、自宅から近い順にローラー作戦で電話を掛ける・・・というのをしました。
ちなみに、この他にも
マンション内で園児連れの人に聞いてみる。
朝、マンションの門の前に立ち、どんな園のバスが来ているかをチェックする。
も行い、この辺りの子供が通う幼稚園の情報収集を行いました。
さてさてその後の展開は・・・続きます。
おっ!参考になります!